ナノばんそうこう

ナノばんそうこう

日本経済新聞(2012.07.12)の朝刊「キャンパス発この一品」には、早稲田大学先進理工学部で開発されたナノ単位の絆創膏が紹介されていた。「ナノ絆創膏」は、その厚さが2マイクロでとても薄い。何故、「ナノ絆創膏」が注目を浴びているかというと、手術用の糸に使われる材料が使われているため、その膜自体が皮膚とぴったりとくっつき、従来の接着剤が必要ないために、外用薬としての応用があるのではないかと言われている。

 

1990年に、9割のやけどを負ったロシアのコンスタンチン君という男の子が日本で手術を受けたことがあった。コンスタンチン君は、洗濯用として沸かされたお湯が入っているバケツに落ちて大やけどを負った。そして、コンスタンチン君を救出するために、国境を越えた救出劇が始まった。コンスタンチン君は、提供された皮膚の移植するという大手術を行い助かった。

 

当時、この「ナノ絆創膏」が開発されていたら、もっと楽に手術をすることが出来たのではないかと思う。素人意見なので、必ずしもそうとは言えないとは思うが、少なくともコンスタンチン君の様な、傷口を塞がなければならない場合に特に効果があると思う。

 

コンスタンチン君のことが掲載されている記事
■国境を越えた救出劇

 

 

 

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ナノプラスター

「ナノ絆創膏」は、名称は、「ナノプラスター」といい、5年前に開発された。キトサンとアルギン酸が原料の親水性シートと、ポリ乳酸でできた疎水性シートの2種類がある。手術用の糸に使われる材料であるため、皮膚にぴったりとくっつく。そのため、接着材が不要となる。さらに、癒着を防いだり、アレルギー反応を抑えたりする効果があるという。

 

しかし、その特徴であるナノという薄さのため、薄すぎて見えないという。見えなければ、その存在が分からず、医療用として使うことが出来ない。何とかして製品実用化にこぎつけ、救える人を一人でも救ってもらいたい。

 

 

 

 

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