カンピロバクター食中毒

食中毒とカンピロバクター菌

■食中毒とは
食中毒とは、細菌、ウイルスの付着した食品や有害物質が混入した飲食物を食べて発生した下痢、おう吐、腹痛や発熱などの健康障害が発生すること。主な症状には、下痢、腹痛や嘔吐等の急性胃腸障害ですが、呼吸麻痺、脱水、腎臓障害などで死亡することがある。

 

■カンピロバクター菌とは
カンピロバクター菌とは牛や羊などの家畜が流産や腸炎を起こす菌とされていたが、人にも腸炎を起こすことが判明し、食品衛生法では食中毒起因菌として指定された。カンピロバクター菌には、カンピロバクター・ジェジュニとカンピロバクター・コリの2種類が知られているが、人に腸炎を起こすのはカンピロバクター・ジェジュニの方です。

 

 

△もっと知りたい健康・ウェルネストップページへ戻る

症状と感染経路

■症状
主に腹痛、下痢、嘔吐、血便や発熱が伴う腸炎の症状が見られ、たまに倦怠感、頭痛、めまい、筋肉痛が見られることもある。治療すれば一週間程度で回復するが、まれに、虫垂炎や腹膜炎といった下痢症以外の症状が見られることがある。菌が体内に侵入して発症する潜伏期間が比較的長いので、一般に2〜7日後に発症する。

 

■感染経路
下痢等の症状のある家畜(牛、豚、羊、鶏、鳩)やペット(犬、猫)等の排泄物により汚染された水や食品を介して感染する。主な原因食品には、鶏肉などの肉類。カンピロバクター菌は低温に強く4℃でも長期間生存するので冷蔵庫保存での過信は禁物。
菌が増殖できる温度域は、31〜46℃。

 

 

 

△もっと知りたい健康・ウェルネストップページへ戻る

 

対処法

■対処法
十分な加熱調理や二次感染防止を徹底することによりカンピロバクター食中毒は容易に防げる。特に、学校や飲食店で多く発生している。一般的に病中・病後などで免疫機能が低下している人や高齢者、小さな子供がかかりやすい。

 

対処法としては、
・肉と野菜は別の皿に準備
・生肉を扱う場合は専用のはしかトングを使用
・十分に加熱して調理を行う
・調理後はすぐに食べる

 

カンピロバクター(campylobacter)の語源は、ギリシャ語の “campylo”(カーブしたという意味)と “bacter”(棍棒)に由来。

 

 

△もっと知りたい健康・ウェルネストップページへ戻る